第1巻70番歌はこちらにまとめました。
第1巻 70番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 70番歌 |
作者 | 高市黒人 |
題詞 | 太上天皇幸于吉野宮時高市連黒人作歌 |
原文 | 倭尓者 鳴而歟来良武 呼兒鳥 象乃中山 呼曽越奈流 |
訓読 | 大和には鳴きてか来らむ呼子鳥象の中山呼びぞ越ゆなる |
かな | やまとには なきてかくらむ よぶこどり きさのなかやま よびぞこゆなる |
英語(ローマ字) | YAMATONIHA NAKITEKAKURAMU YOBUKODORI KISANONAKAYAMA YOBIZOKOYUNARU |
訳 | 呼子鳥よ。大和には鳴きながら到着しているだろうか。家で待つ妻の名を呼びながら。象(きさ)の中山を鳴きながらこえていったけれど。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 雑歌、作者:高市黒人、吉野、持統、行幸、大阪、従駕、望郷、地名、動物 |